【一級建築士】設計製図の試験『キーワードの整理』|エスキスの方法4

2020年7月16日一級建築士

【一級建築士】設計製図の試験『キーワードの整理』|エスキスの方法4

この記事のオススメ読者

①一級建築士「設計製図の試験」の『キーワードの整理』の方法について知りたい方。

②「設計製図の試験」の独学合格を目指されている方。

③「設計製図の試験」のエスキス方法に悩まれている方。

こんにちは、建築チャンネルです。

この記事では、一級建築士の「設計製図の試験」の『キーワードの整理』について解説したいと思います。

『キーワードの整理』において大切なことは、「計画の要点等」に記述する内容を案出しすることです。

この記事では、案出しするキーワードの例を紹介したいと思います。

令和元年10月13日実施の課題をもとに解説しておりますので、必要な方は下のリンクよりダウンロードをお願いします。

→令和元年10月13日実施「設計製図の課題」ダウンロードページ

それでは早速、本題に移りたいと思います。

「設計製図の試験」の『キーワードの整理』

はじめに、『キーワードの整理』の位置づけを説明します。

『キーワードの整理』は、エスキスの手順の一部です。

下記に、その手順の一例を示します。

【エスキスの手順の一例】
1.課題文の読み取り
2.敷地条件の整理
3.設計条件の整理
4.キーワードの整理
5.断面検討
6.建築可能範囲の検討
7.スパン割の検討
8.平面検討
9.プランニングの検討

このように、エスキスの手順の4番目に行うことが『キーワードの整理』です。

『キーワードの整理』に必要な道具

次に、『キーワードの整理』に必要な道具について説明します。

必要な道具は、全部で5つです。

製図用シャープペンシル

製図用のシャープペンシルです。

「設計製図の試験」において、最も使用する道具の1つですので、文房具屋さんなどで描きやすさを確かめてから購入することをおすすめします。

三角スケール

エスキスは、1/400や1/1000で検討することが多いです。

そのため、1/400の縮尺がある製品をおすすめします。

プロジェクトペーパーA4

エスキスを行うための下書用紙です。

試験本番の下書用紙はA2ですが、持ち運びやすさを考慮しA4を掲載しています。

関数電卓

各種計算の際に使用します。

関数電卓は数式が表示されるため、おすすめしています。

卓上ストップウォッチ

時間を計測するために使用します。

腕時計や教室時計を見る時間も惜しいですので、卓上ストップウォッチをおすすめしています。

『キーワードの整理』の方法

【一級建築士】設計製図の試験『エスキス解答例』|令和元年

図1:下書用紙の使い方の一例

次に、『キーワードの整理』の方法を説明します。

冒頭でも記載したように、『キーワードの整理』において大切なことは、「計画の要点等」に記述する内容を案出しすることです。

案出しの目的は、2つあります。

1つは、事前に案出しすることで「計画の要点等」の記述をしやすくすることです。

もう1つは、案を確認することで、図面との不整合を予防することです。

キーワードを案出しする場所の目安は、図1を参照ください。

キーワードの例

【一級建築士】設計製図の試験『エスキス解答例|キーワードの整理』|令和元年

図2:『キーワードの整理』の例

ここからは、令和元年10月13日実施課題をもとに、キーワードの例を紹介します。

図2のように、課題文の「計画の要点等」の文章を読み、考えられる案を下書用紙に書き出します。

例えば、(1)では「展示関連諸室」と「アトリエ関連諸室」のゾーニングについて問われています。

この場合、キーワードには「階別ゾーニング」と記入しています。

同様に、(2)では展示物等の移動に配慮した、荷解き室の搬入口から各展示室までの動線について問われています。

この場合、キーワードには「廊下幅2m以上、人荷用ELV」と記入しています。

このように、「計画の要点等」の記述の軸となるキーワードを案出しします。

まとめ

ここまで、一級建築士「設計製図の試験」の『キーワードの整理』を解説してきました。

この記事の振り返りとして、重要な部分をまとめたいと思います。

この記事のまとめ

・『キーワードの整理』において大切なことは、「計画の要点等」に記述する内容を案出しすること。

・エスキスの手順の4番目に行うことが『キーワードの整理』。

・案出しの目的は2つ。
①事前に案出しすることで「計画の要点等」の記述をしやすくすること。
②案を確認することで、図面との不整合を予防すること。

・案出しでは、「計画の要点等」の記述の軸となるキーワードを書き出す。

この記事が、これから資格取得を目指す方にとって、少しでもお役に立てば幸いです。

最後まで記事をご覧いただきまして、ありがとうございました。

2020年7月16日一級建築士